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10万年後何してる予定?「100,000年後の安全」レビュー


「100,000年後の安全」という映画を見ました。
借りようとしたDVDの近くにたまたまあったのが手にとった理由です。
ネタバレはありません。というかドキュメンタリー映画なのでネタも何もありません。
映像が美しかったこと、そしてとても不思議で複雑な気分になったのでレビュー。




100,000年後の安全1

なんとなくの内容 

原子力を使って電気を作ると核廃棄物が出ちゃうんだ。
核廃棄物が(ザックリ言うと)安全なレベルになるまで最低10万年必要なんだって。
誰の手で管理しなくても最低10万年間眠らせておける場所が必要だね。
地上は戦争が起きたり災害があって不安定だから、地下深く埋めて封印しようよ。
でも10万年の間に、誰かが掘り返しちゃったら危ないよね?
ちゃんと危険な場所だって伝えないとね!
でも紙は残らないしデジタルデータにしておいたって10万年後の人達がどんな文明になっているか分からないよね?
もしかしたら科学力に頼らない昔の生活に戻っているかも知れないし。
やっぱり石に絵とか色んな言語を彫るしかないよね。昔のヒトもそうしてたしね。
でも…何語で?今使ってる言語って無くなってるかも知れないよ?
今から10万年前はネアンデルタール人の時代だよ。あのヒト達の言葉は僕たち分からないよね。
それに今どこかで石碑が発見されて「ここは危険だから掘るな」って書いてあったら、好奇心で掘り返しちゃうよね?
これって10万年後のヒトも同じじゃないかな?
じゃあ逆に何も書かないで、痕跡も消して、忘れさせちゃえばいいんじゃないかな?
ここに危険なものが有るって忘れ去るってことだよ!いいね?
これは約束だから忘れないようにねフィンランド政府さん!
え?忘れ去ることを忘れちゃいけないの?
それに…地球のウランはあと100年分しか無いよ…
残りの99900年間を生きる人達は原子力を使ってもいないのに危険にさらされるってことだよね?
僕そんなに大変なものだってこと…知らなかったよ。



分かりやすく書いてみましたがいかがでしょう。




監督・脚本・出演=マイケル・マドセン
[Michael Madsen]


100,000年後の安全2

自ら出演しています。
マッチの使い方とナレーションがお上手です。




感想

100,000年後の安全3

とんでもない映画です。
LION COFFEEのヘーゼルナッツフレイバーをせっかく淹れたのに、気がついたら冷めてしまっていました。
見入りました。
現代のヒトがとんでもないものに手を出してしまったと分かります。
作中に何度も未来のヒトに語りかける監督の言葉が入ります。
映像はとてもシンプルで綺麗に仕上がっていますし、余計なグラフィックはありません。
これは未来のヒトへの手紙ではないか。
そんなことを考えながら見ていました。
計画者達へのインタビューも鋭い質問ばかりです。
フィンランドは、この最終処理施設「オンカロ」に関する法律を作って守っていくそうですが…
10万年も続いた国家なんて存在しませんよ?その法律どうすんの?

100,000年後の安全4

これを本気で進めている。
今の科学力をもってしても、これしか解決策(解決とすら言えない)が無いとは恐ろしい。
今も世界中で原子力発電所が動いています。
日本でも54基(と言われていますが実は発電能力のあるものは59基)原発がありますね。
10万年先のヒトが今の世界を見たら、なんて言うと思いますか?


100,000年後の安全オフィシャルサイト
http://www.uplink.co.jp/100000/

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